アクアテイク-Eはあなただけの水草レイアウト作りのお手伝いをします。
水草レイアウトは水槽の中に水草や魚、流木、石、砂などを使って自分なりの風景を作ることです。
水槽の主役といえば熱帯魚。水草はその引き立て役にすぎない、というのが一般的な考え方でした。
しかし、現在美しい水草に魅せられて、水草レイアウトに本格的に取組むファンが急増しています。
世界中から輸入される水草の種類も300種類を超えて、多種多様な水草栽培が楽しめます。
美しい水草レイアウトと熱帯魚が彩る水槽は、インテリアとして室内を飾るだけでなく、見る人の心をうるおし、限りないやすらぎの世界へ誘ってくれます。
「水草レイアウト」と言う言葉は、昔はありませんでした。水草は単に熱帯魚水槽の中に入れる飾り物であり、レイアウトができるシロモノではなかったのです。なぜなら、入荷してくる種類が少なかった事と、水槽内で育てることが難しく、レイアウトをするなど考えられなかったからでしょう。
その当時の事を考えると今は隔世の感があります。
水草育成の技術と器具の進歩により、現在では、誰でも簡単に育成が可能になってきました。それと同時に水草をレイアウトして楽しむという趣味の分野を徐々に確立して今に至ります。
そして、この水草レイアウトを「ネイチャーアクアリウム」と命名し、これだけ世の中に知らしめて普及させた人物がいるのです。その人物とは水草用品器具メーカー、アクアデザインアマノ(ADA)の社長であり、また天才的な水草レイアウターでもあり、さらにプロカメラマンでもあるという天野尚氏であります。彼が実際に水草レイアウトを作成し、写真を撮り、雑誌や写真集を発表して、啓蒙しながら広めていったのです。今でも精力的に講演などで世界中を飛びまわっています。
そして今、このジャパン発信である「ネイチャーアクアリウム」が水草レイアウトとして世界の主流となっているのであります。
ネイチャーアクアリウムとは、どんなレイアウトなのかを説明したいと思います。
基本理念は「自然を観察して、自然に学ぶ」ことです。
ネイチャーアクアリウムでは、レイアウト素材として流木や岩やウイロモスと言うコケを多用します。
例えれば、それらが自然界では、どんな所にあって、どんな形で存在するのかを、よく観察してレイアウトに応用していくことが大事なのです。
また、レイアウト水槽を長期間維持できることも大きな特徴です。それは水草のカッティングのしかたと、底砂によって決まりますが、ここでは長くなるので省略します。
長期間レイアウトを維持することによって、悠久の時の流れを感じさせる「わび、さび」の世界へも誘ってくれる日本人好みのレイアウトと言えるでしょう。
天野尚氏が経営する(株)アクアデザインアマノが主催の「世界水草レイアウトコンテスト」というイベントが毎年行われます。
優勝者は100万円がゲットできる太っ腹のコンテストです。水草レイアウトに興味がある方はもちろんですが初心者の人や女性の方もドンドン参加していただきたいと思います。
水槽の中に水草の生い茂った川や沼、それに自然の風景などを表現し、童心に帰って楽しかった思い出に浸ってみるのもいいでしょう。
きっと、この殺伐としたストレス社会に一服の清涼剤となるに違いありません。
世界水草レイアウトコンテストのサイトはこちら